Oct 16, 2015

山形在宅ケア勉強会との共催研修「在宅療養にかかわる倫理的問題について」

10月15日 国立山形病院 永野功副院長を講師に迎え標記の研修会が催されました。倫理的問題って何?難しく感じられるテーマですが、認知症90代女性への胃ろうをどう判断していくか、医療者の迷い、家族の迷いを例にお話いただき、「そうか、倫理的問題って日々関わる支援事例の中にあるんだ」と思いつつ聞かれた参加者も多かったのではないでしょうか。

先生のお話から・・・・医療現場の問題は医学的判断のみでは解決できない。医学的判断は事実・効果についての判断、倫理的判断は価値についての判断。ジレンマの解決方法はチームで話し合う、患者・家族と話し合うなど。チームで話し合うとき効果的なのがジョンセンの4分割法で①医学的適応②患者の意向③QOL④周囲の状況の4つの枠組みから情報を整理して共有すること。何かこんがらかってしまっている問題もこの4分割法で整理してみると見えてくるものがあるかもしれません。4分割法について先生に質問したところ、「これを医療機関、在宅双方で共有して使うといいですよね」とのこと。又、[問題の方向性の決定は誰が最終的にするのですか?」との会場からの質問には「誰かがするのではなく、チームの合意で決定していく、この合意が大切」・・・この「チームの合意」が今回の研修のキーワードと捉えました。  (T)

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