Nov 20, 2023

秋は住民講座のシーズン!?

これまで秋に開催していた在宅医療・介護推進フォーラムですが、ポピーでは次回開催を来年6月に移動させていただきました。そのため今年度は多くの住民講座で お話させていただくことができました。 地域包括支援センターや生活支援コーディネーターの皆様には 打合せや準備など丁寧にご対応・ご協力いただき大変ありがとうございました。

● ACP=愛称「人生会議」とは

10月3日(火)、山形県生涯学習センター「遊学館」3階会議室にて、第四地区社会福祉協議会の理事、福祉協力員、民生委員児童委員や地域住民の方々を対象とした講座が開催され、 地域包括支援センターかがやきの後藤社会福祉士と一緒に 「学びましょう!(Ⅱ)家族に残したいことACP=愛称『人生会議』とは」をテーマにお話しさせていただきました。

講座の中では、ACPが将来受ける医療やケアにどのように関連していくかを考えていただけるよう、日本老年医学会製作の動画「自分らしく『生きる』ために~ACPってなに?~」をご覧いただき、人生会議を行うことの意味について考えていただき、併せて自分自身についての価値観について改めて考えるワークを行いました。講座後のアンケートでは「自分らしく生きるために、もっと自分を見つめてACPについて話し合ってみたい」「自分を客観的に見る事ができ、どのように人生の最期を迎えたいか考えるきっかけになった」「自分の事をもっとはっきりと家族に知らせなければと思った」等の感想が寄せられました。

● もしものときのために「人生会議パートⅡ」

10月6日(金)、西部公民館 3階「集会室」にて、第二地区の「民生児童委員・主任児童委員・福祉協力員合同研修会」が開催され、ポピーより、「もしものときのために「人生会議パートⅡ」と題して、予防介護や人生会議についてお話させていただきました。同地区での人生会議の講義は3年ぶり、2回目となります。前回は人生会議について、大切な人のために行うことをお話させていただきましたが、今回は、社会とのつながりと健康との関連をお話し、いっぷぐかーどを用いて地域のつながりの中で人生会議をしてみることを体験していただきました。

講座後のアンケートでは参加者の方々より、「元気なうちに自分の考えを他人に伝える事は『大事だなあ』とづくづく思った」「人とのつながり、これからの事を考えることは、とても大切な事とわかった等の感想が寄せられました。

● 10月12日 福祉のまち蔵王ふれあい集会

10月12日(木)、福祉のまち蔵王ふれあい集会が開催され、ポピーより「人生会議と在宅療養」~いつまでも住み慣れたまちで自分らしい生活を送るために~と題し、介護予防や人生会議についてお話させていただきました。 講座の中では 「いっぷぐかーど」を使って 実際に地域のつながりの中で自分のことについて話していただきました。

アンケートでは、「老いた時、自分はどうするかを考えるきっかけになった」「人生会議の大切さ、皆さんに伝える事で、より大事な事に気付いた」「できれば、親、兄弟、夫と元気なうちに人生会議ができると良いと思った」「在宅療養についてもっと聞きたかった」「適度の運動が大事と思っていたが、運動よりもつながりが重要ということが分かった」等の感想が寄せられました。

この他にも

●8月29日(火)まちなか保健室「在宅療養について」

●10月13日(金)西山形福祉道場「人生会議について~つながりを作るいっぷぐカードを使って話してみよう~」

●10月17日(火)まちなか保健室『いっぷぐかーど』を使って話してみよう

等、多くの住民の皆さんとお会いする機会をいただけました。ありがとうございました。

尚、在宅医療・介護推進フォーラムは、令和6年6月22日(土)に山形ビッグウイングにて、上野千鶴子先生をお招きして開催する予定です。予定が近くなりましたらご案内させていただきます。

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