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Mar 5, 2020

2月20日(木)研修「医療と介護の連携を考える」を開催しました。(山形市医師会・介護保険研修会にて)

主催:山形市医師会  企画主担当:在宅医療・介護連携室ポピー

令和2年2月20日(木)山形市医師会館4階大ホールで介護保険研修会を行いました。当日は新型コロナウイルス対策の注意喚起を行ったうえで191名の参加者にお集まりいただきました。
 『医療と介護の連携を考える』をテーマに、パネリストの皆様から連携についてご講演いただきました。5人の演者皆様に共通していた「連繫のキーワード」は「本人!自己決定!」
 本人の意向を尊重し、自己決定を支援する、その価値観を医療も介護も共有することが、連携の大前提とポピーも考えています。医療と介護の共通目標は「市民本人が望む生活を支えていくこと」と言い換えることもできるかと考えます。
 
~会場の皆様からはこんな声が(アンケートより)~
・久々にスイッチが入った。
・非常に多くの示唆をもらえた。今後の課題も大きいと思うが、相談する人も見つけることができた。
・主語は誰なのかを常に忘れず連携していくことを再確認できた。
・マネジメントしていると、本人を置き去りにしていることがある。本人がハッピーになれるよう、職種間で連携していきたい。
・方向性を一つにすることで、自然と連携できていくのだと知った。
・「ちょっと他人の仕事を手伝う、他の職種の仕事を少ししてみる、」大事だと思った。
・自己決定、ACPについてディスカッションすることは大事だと思った。
  他合計80件の前向きで熱意ある感想をいただきました。
パネリストの方々と、研修会参加者有志
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Feb 3, 2020

第70回在宅ケア勉強会及び 在宅医療介護連携室ポピー 合同研修会が開催されました

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1月16日(木)19:00~20:45 山形市医師会館4階にて上記研修会が開催されました。
今回のテーマは「医師の実践事例をもとに、医療介護連携を考えよう!part4」
あきらクリニック院長 渡辺章先生による実践事例報告と、グループワークによる情報交換が行なわれました。(あきらクリニックは在宅療養支援診療所を標榜されています)

「医師の実践事例をもとに、医療介護連携を考えよう!」は、先生の実践の様子や忌憚のない意見をお聴きする貴重な場になっています。今回渡辺先生は、他職種や他機関との思いや意見の行き違いなどを事例をもとにお話しくださいました。先生方の考えや方針を共有することで、行き違いやズレの解消にもつながり、連携が推進されると考えます。渡辺先生がバトンを渡してくれる次回の先生は誰でしょうか。楽しみですね。

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Dec 10, 2019

高齢者分野と精神保健福祉分野の連携を考える研修会が開催されました

12月6日(金)17:30~ 山形市医師会間4階大ホールにて
精神保健福祉士協会 冬季研修会 「高齢者分野と精神保健福祉分野の連携を考える研修会」が行なわれました。(ポピー共催)

専門職や分野を超えた意見交換により、お互いに理解や気づきを得て、ネットワークにも広がりを感じられた研修会になったのではないでしょうか。ぜひ今後に継続していきたいですね。(U.K)

まだまだ、地域の精神分野における資源や理解が十分でない中、どうしても医療資源へのつなぎをあせってしまいがちですが、専門職であるPSWの皆さんとディスカッションすることで、「まず大切なのはご本人の思いに気づくこと、信頼関係を築くこと」の基本に立ち返ることができました。ありがとうございます。(K.T)

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Nov 22, 2019

地域のレスパイト機能充実に向けて 意見交換(継続可能な在宅療養のために)

 11月12日(火)「村山緩和ケア研究会:定例会(事務局:山形県立中央病院緩和ケアセンター)」にて、標記テーマにて意見交換が行われました。住民の6割が在宅療養を望んでいる(2017厚労省)と言われる中、山形市とポピーでは、「望む人が望む場所で療養を継続できる」を目標に在宅療養普及啓発にも取組んでいます。そのためには、「介護する家族も疲弊しない」、「離職しなくていい」システムが必要です。

 しかし、認知症やがん、医療処置を伴う状態の方のレスパイト先が容易に探せない現状にあるのも事実です。今回は、医療重度者の事例検討会を行うことの多い「村山緩和ケア研究会」で、レスパイトをテーマに取りげていただくことができました。ポピー、南沼原地域包括支援センター東海林氏、特養ながまち荘手塚氏、緩和ケア病棟佐藤師長、それぞれから、導入や背景、実情、可能性について報告があり、その後、ケアマネジャー、医師、看護師、薬剤師など病院と地域からの参加者35名でディスカッションしました。(コーディネート:緩和ケアセンター鈴木師長)

 事務局緩和ケアセンターは、ディスカッションのキーワードを「情報共有と協力、開放される時間と精神的ケア、麻薬の管理、事業所理念、制度と実際、BPSD・・・etc」とまとめてくれました。あかねが丘ケアセンター志田氏の「認知症の方は認知症があるから介護認定を受けている、それなのに、介護サービスを受けられない場合もあるという矛盾」というコメントには、考えさせられました。

 ポピーでは、今後もレスパイトケアの充実に微力ながら何らかの取り組みができればと考えています。資源集約や、依頼側・受けて側双方の橋渡しや協働へのサポートなど、地域専門職の皆さまには、ご協力よろしくお願いいたします。

当日のディスカッション風景
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