28年度初のポピーミニ講座開催「山形市の地域包括ケアシステムと具体的取り組み」
●講師:山形市長寿支援課 係長 阿部伸也氏 ●参加者 72名
●今年度初のミニ講座は申し込み数が多く、拡大ミニ講座となりました。年度初めの超多忙な業務の中、阿部係長に山形市のシステムの全体像を詳しくお話いただきました。
●アンケートより一部紹介
・山形市が推進しようとしている方向性がわかった。総合事業の成果についての発表も、いつの日か場を設けていただければと思う。
・地域包括ケアシステムの内容は理解できたが、具体的な取組み、事例などもっと詳しく知りたかった。
・互助、共助、公助、それぞれに関わるもののお互いの動き、頑張りが見えるようになれば素晴らしいと感じる。
・これまでの取組みで実際何がどう変わってきたかや想定している利用状況などを詳しく聞けたらよかった。
●もっと、具体的にとの声をポピーミニ講座にどう反映していくかをやまがた市と実際に活動している皆様と共に考えて生きたいと思います。(28年度後半にもう一度山形市からの講演をお願いしております)
★配布資料が数部残っております。ご希望の方に差し上げられますので、ご連絡下さい。
(T)
今年度最初のポピー企画研修盛況に終了。「ヒトと技術のハイブリッド戦略」
●4月10日 ポピー企画、在宅ケア勉強会との共催研修「地域医療連携の仕組みを考えるーヒトと技術のハイブリッド戦略ー」(講師:東北公益文化大学 鎌田准教授」に100人強が参加され、盛況に終了しました。
●参加者それぞれが、先生の講演から連携のキーワードを見つけたようです。
●私が見つけたキーワードは・・・・「治療→リハ→ケア→生活支援の積み上がりから、患者の生活価値は高まっていく」
言い換えれば、治療だけでは生活価値は高まらないということ。今、いかに生活価値を高めることを多職種が共通目標にして、連携していくかが問われている。共有した目標に向かい、ICTは人間ベースの連携を補完できるように活用したいものですね。
(T)
春ですね。新たなスタートです!
(4月6日 医師会館近くの桜と市内青柳辺りの菜の花畑)
●新年度スタートで,皆さまあわただしい毎日をお過ごしのことと思います。今年は桜の開花も早くて、市内もごらんのとおり。
●皆さまが、しばしゆっくりと、花見ができるひとときがありますように。
今年度の最終研修終了 「シリーズおうちへ帰ろう まとめ」
●3月22日医師会4階ホールにて、今年度最後のポピー研修が終了いたしました(参加者41名)
●今回は退院支援(大竹准教授)、医療と生活をつなぐ(青山保健師)、地域連携パス(豊岡医師)をテーマとしてのパネルディスカッションで、ポピーの小笠原SWのコーディネートで進行。1年間ポピー研修から発信した「医療と生活をつなぐ連携」のまとめとなりました。
●参加者アンケートより
・ケアマネジャーとして、医師や看護師、薬局などに在宅の様子などをお伝えする義務があると再認識。伝える方法も「何を求めているか」「何が必要か?」を良く考えていかなければ。(ケアマネジャー)
・在宅のケアマネジャー等の意見を聞ける機会はなかなかないので、病院での研修を是非お願いしたいと思った。(病院職員)
●まとめとして
・この1年間「シリーズ おうちへ帰ろう」と題して、医療機関と地域相互で取り組む退院支援や、地域から医療機関へのメッセージ発信などに取り組んできました。当室研修への延べ参加者数は1103名。皆さまのご協力のおかげで、少しずつ医療と介護、そして住民の生活がつながっていく一歩になったこの1年かと思います。来年度も医療と介護の連携促進を継続し、中でも「在宅医療に参画いただける医師数の拡大」と「医療・介護のチーム形成」に取り組んでまいります。何卒ご理解、ご支援よろしくお願いいたします。