「意思決定支援」続編 意見交換
●7月27日の「意思決定支援(講師」山大 大竹准教授」に引き続き、「意思決定支援:事例の共有と意見交換」を8月9日開催できました(参加37名)
・事例提供 須藤京子氏 訪問看護ステーションむらや所長(がん末期の母を家で看取るまでの兄弟間葛藤への支援)
遠藤智花子氏 居宅介護支援事業所あっぷるケア管理者(認知症の方の思いをどう支えるかと要介護二人暮らしの夫婦の思いをかなえるまでの2事例)
・意見交換コーディネート 大竹まり子氏 (山形大学看護学科准教授)
●意見交換では事例を参考にしながら、参加者の皆さまの日頃の思い・経験を語り合っていただき、アンケートで96%の高い満足度(大変満足48%、満足48%) となりました。
●アンケートから(回収率62.2%)
・様々な分野で活躍している方と情報交換でき有意義な研修となった、事例からも、共感できる部分、改めて気づかされる部分、参考にしたいこと様々あった。
・発表とグループワークで皆の丁寧な関わりを学ぶことができた。「決めること」が大切なのではなく、「決める課程」が大切なのだと思った。決められなくても良いと思っている。
などなど、今回はアンケートの自由記述いただいた部分がすばらしく(感動!)全文PDFで掲載しておりますので、是非ご覧下さい。(記述者個人の特定はできない状態になっております)
●アンケートからも、意見交換を含む双方向スタイルが非常に効果的な研修になることがわかります。今後も、意見・情報交換スタイルを企画していきます。
医療・介護 連携推進のための交流会開催さる
●8月3日19時より、国際ホテルにて、山形市医師会主催「医療と介護の連携推進のための交流会」が催され、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護支援専門、施設職員、行政職員等115名が集い、にぎやかに懇談いたしました。[発起人:山形市医師会 門馬会長、根本副会長(ポピー室長)]
●昨年以上ににぎやかに、和気あいあいと会は進み、動画での住民活動紹介やご覧の扮装まで登場。でも、一番の盛り上がりは参加者皆さまのの尽きない懇談でした。
●早くも好評の声が届いています。
「直接医師との相談もでき、良かった」・・・・・地域多職種から
「福祉やかかりつけ医の皆さんのお考えや現状を知ることができた」・・・・・医療機関医師から
●会長、副会長は「来年も継続で」と張り切っておりますので、今回おいでいただけなかった方も、来年は是非!
出張勉強会始まる。まずは「フットケア」から
●7月21日出張勉強会「フットケア」に希望のあった訪問看護ステーションやまがたにて、今年度初の出張勉強会が開催できました。
●講師は大場マッキー広美氏(介護福祉士、日本トータルフットマネジメント協会理事、マザーライクフットケアセンター山形センター長)
●足指のトラブル改善から歩行改善に至り、引きこもりだった方が積極的に社会参加できた例(写真は白癬を皮膚科につなぎ、+フットケアで歩行改善まで至る)など、実際の改善経過を写真で紹介しながらわかりやすくお話いただき、大変好評でした。(アンケート:大変満足8割)
●大場氏のお話~「皆さん、リハビリの前に靴下を脱いでいただき、足の状態を看ていますか?」「その足の状態で歩行訓練ができるか確認していますか?」・・・ここがポイントですよね!
見逃されがちな足の状態に気づき、適切なケアをすることで、その方のQOL,ADLが大きく改善することを教えていただいた勉強会でした。
●介護福祉士である大場氏は、医師、看護師と連携し、確認を得ながら、ケアにあたっています。
※出張勉強会(認知症、フットケア、口腔ケア)が、大変好評でお申し込みが続き、ほぼ〆切となってしまいましたが、年度後半で又検討できるかもしれません。口腔ケアはまだ一枠あいております。
ポピー研修「地域医療構想と病院機能分化の実際」
●地域包括ケアシステムも、地域医療構想とのつながりの中で理解しようとの主旨で、7月13日研修を開催。
●地域医療構想については村山保健所の有海主査に、特定機能病については山大病院連携室の後藤SWに、包括ケア病棟については東北中央病院入退院支援室の石山SWに語っていただきました。
●演者の皆さまのお話に共通だった「退院後の生活に視点をおいて」との言葉が印象的でした。医療機関も、地域も「生活」が共通言語になってきているとうれしい実感でした。















