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Sep 29, 2016

ポピー初!住民参加型研修会「在宅医療を考える講演会」中村伸一先生を迎えて

 

9月17日3

9月17日医師会館にて、その地域医療活動が、NHKプロフェッショナル(H21年)で反響を呼んだ福井県名田庄診療所の中村伸一先生(医師)の講演会を開催。参加者172名中住民の方は約3分の1を占め(他地域ケアに関わる多職種の皆さん)、ポピー初の住民参加型研修となりました。ポピーの役割に「住民の方々に地域医療、在宅医療を理解していただく」ということがあります。名田庄の住民との絆の中、地域の保健医療福祉の仕組みをともに作り上げていく中村先生のお話は、住民の方々にも大変親しみやすく、会場は笑いと涙の中に、温かな感動に包まれていきました。明るく、テンポよいお話しぶりに、心がぽかぽかと温かくなり、お話が終わっても元気と余韻が残った講演会となったことを報告いたします。

●アンケートからご紹介(アンケートを呼んで涙を誘われるのも初めての経験です)

研修会満足度96%(大変満足81%+満足15%)

・中村先生の素晴らしい講演ありがとうございました。こんなに気持ちよく話を聞いたことがありませんでした。今はこの講演を知ったことに感謝、感激でした。(70代、民生児童委員様)

・ユーモアに富んだお話で、楽しくも深い内容でした。先生の地域や患者さんに対する愛があふれていて、こんな在宅医が沢山いたら在宅ケアも在宅での看取りが勇気を持ってできるのだろうなと思います。高齢で老衰と思われる高齢者が十分な説明も受けないまま入院され、延命治療を受けているのを見るに付け『死の教育』普段からの医者と本人家族との信頼関係の構築が重要と思っています。住民への啓発も必要と思いますが、現状は家族が忙しすぎ誰も寄り添う余裕がないのです。中村先生の人間性がすばらしいです。感動しました。すばらしい講演の企画ありがとうございました。(40代、病院職員様)

・介護会社に入社したばかりの介護も何もわからない10代です。高齢者と接したことも無く、亡くなった祖父母の死もわかりません。しかし、今回の講演でうまく言い表せないですが、生きていくことの美しさというか、本当にわからないですが、感動しました。夢もやりたいこと何も無く、ただ事務員として働いていましたが、何か人のために生きていけるようなことをしたいと思いました。本当にありがとうございました。(10代、介護会社職員様)

・住民サロンで拝聴いたしました。お医者さんにこれほど親しみを感じるのは初めてのように思いました。よりそ医、幸福について人のあたたかさから始まることまで改めて教えてもらいました。感謝と愛情の大切さをご教示くださり感謝します。(60代、民生児童委員様)

●アンケートは74.6%といまだかつてない回収率で、多くの皆さまが丁寧にコメントを書いてくださり、私達も励まされたことに、感謝申し上げます。

9月17日49月17日1山形市長もかけつけられ、冒頭挨拶を146163中央:中村先生

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Aug 15, 2016

「意思決定支援」続編 意見交換

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●7月27日の「意思決定支援(講師」山大 大竹准教授」に引き続き、「意思決定支援:事例の共有と意見交換」を8月9日開催できました(参加37名)

・事例提供  須藤京子氏   訪問看護ステーションむらや所長(がん末期の母を家で看取るまでの兄弟間葛藤への支援)

遠藤智花子氏  居宅介護支援事業所あっぷるケア管理者(認知症の方の思いをどう支えるかと要介護二人暮らしの夫婦の思いをかなえるまでの2事例)

・意見交換コーディネート  大竹まり子氏  (山形大学看護学科准教授)

●意見交換では事例を参考にしながら、参加者の皆さまの日頃の思い・経験を語り合っていただき、アンケートで96%の高い満足度(大変満足48%、満足48%) となりました。

●アンケートから(回収率62.2%)

・様々な分野で活躍している方と情報交換でき有意義な研修となった、事例からも、共感できる部分、改めて気づかされる部分、参考にしたいこと様々あった。

・発表とグループワークで皆の丁寧な関わりを学ぶことができた。「決めること」が大切なのではなく、「決める課程」が大切なのだと思った。決められなくても良いと思っている。

などなど、今回はアンケートの自由記述いただいた部分がすばらしく(感動!)全文PDFで掲載しておりますので、是非ご覧下さい。(記述者個人の特定はできない状態になっております)

●アンケートからも、意見交換を含む双方向スタイルが非常に効果的な研修になることがわかります。今後も、意見・情報交換スタイルを企画していきます。

8月9日研修会参加者状況及びアンケート結果

 

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Aug 5, 2016

医療・介護 連携推進のための交流会開催さる

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●8月3日19時より、国際ホテルにて、山形市医師会主催「医療と介護の連携推進のための交流会」が催され、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護支援専門、施設職員、行政職員等115名が集い、にぎやかに懇談いたしました。[発起人:山形市医師会 門馬会長、根本副会長(ポピー室長)]

●昨年以上ににぎやかに、和気あいあいと会は進み、動画での住民活動紹介やご覧の扮装まで登場。でも、一番の盛り上がりは参加者皆さまのの尽きない懇談でした。

●早くも好評の声が届いています。

「直接医師との相談もでき、良かった」・・・・・地域多職種から

「福祉やかかりつけ医の皆さんのお考えや現状を知ることができた」・・・・・医療機関医師から

●会長、副会長は「来年も継続で」と張り切っておりますので、今回おいでいただけなかった方も、来年は是非!

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Jul 25, 2016

出張勉強会始まる。まずは「フットケア」から

3フットケア写真4フットケア写真7月21日フットケア フットケア7月21日

●7月21日出張勉強会「フットケア」に希望のあった訪問看護ステーションやまがたにて、今年度初の出張勉強会が開催できました。

●講師は大場マッキー広美氏(介護福祉士、日本トータルフットマネジメント協会理事、マザーライクフットケアセンター山形センター長)

●足指のトラブル改善から歩行改善に至り、引きこもりだった方が積極的に社会参加できた例(写真は白癬を皮膚科につなぎ、+フットケアで歩行改善まで至る)など、実際の改善経過を写真で紹介しながらわかりやすくお話いただき、大変好評でした。(アンケート:大変満足8割)

●大場氏のお話~「皆さん、リハビリの前に靴下を脱いでいただき、足の状態を看ていますか?」「その足の状態で歩行訓練ができるか確認していますか?」・・・ここがポイントですよね!

見逃されがちな足の状態に気づき、適切なケアをすることで、その方のQOL,ADLが大きく改善することを教えていただいた勉強会でした。

●介護福祉士である大場氏は、医師、看護師と連携し、確認を得ながら、ケアにあたっています。

※出張勉強会(認知症、フットケア、口腔ケア)が、大変好評でお申し込みが続き、ほぼ〆切となってしまいましたが、年度後半で又検討できるかもしれません。口腔ケアはまだ一枠あいております。

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