Oct 23, 2015

わかる事例検討会

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(写真:わかる事例検討会のグループ整理シート・・・どこでもシートという壁にもそのままくっつくシートを利用、セーラー社販売)

●「わかる事例検討会」(講師:弘前医療福祉大学保健学部准教授 大沼由佳氏)を受講する機会がありました。

●キーワードは「ナラティブ」「支援者もナラティブの一部」「事例提供が嫌にならない」「本人や家族の思い、支援者の思いが明らかになる」「何を検討したいのかがわかる」そして最も特徴的なのが「スーパーバイザーもスパーバイジーも参加者」(だれかが仕切るのでも、指導するのでもない)ということ。

●検討資料として事例提供者が整理する内容は

1.対象者の年齢、性別、担当してからの年数

2.事例提供の動機(検討したい内容や自分自身の課題)

3.問題と感じている支援の困難性,行き詰まりなど具体的なエピソード(推測入れず事実のみ記入)

4.対象者のプロフィール

いずれも簡潔でよいのです。今まで、事例の背景記述だけで嫌になるほど書いていませんでしたか?それでは逆に焦点がぼやけてしまうのです。

●直接ケア担当者やケアマネジャー等の支援者が「明日も頑張ろう」と思える事例検討会やっていきたいですね。

ポピーでは事例検討の運営支援や助言、オブザーバー参加も可能です。どうぞご活用ください。

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